出航！海上の海賊フェス
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海賊 「プロローグ」
千秋：やっほおおおお！ 海だあああああああ……☆
千秋：母なる海よ！ 俺たち生きとし生きるものたちを守り、慈しみ、育ててくれたお母さんよ！
千秋：会いにきたぞっ、夏の太陽のごとく魂を真っ赤に燃やした孝行息子たちが！
千秋：お母さああああああん！ 元気ですかあああああああ！
奏汰：うみ～、ひろいな♪ おおきいな～♪
奏汰：ただいまぁ～☆
鉄虎：…………
鉄虎：……何であのひとたち、このクソ暑いのにテンションMAXなんスかね？
鉄虎：いつも穏やかな深海先輩まで、なぜかいつもより元気ッス
忍：あはは、海が好きなんでござろう
忍：しかしまぁ、『流星隊』のみんなと泊まりこみの仕事とは！
忍：仲良しなひとたちと小旅行なんて初めてっ、拙者も浮き浮きしてるでござる～☆
翠：うう、すでに死にたい……。夏休みまで、このスチャラカな集団と一緒に行動したくなかった……
鉄虎：いやぁ、てっきり翠くんはこないと思ったッスよ？
ちゃんと参加してくれて嬉しいッス、お仕事いっしょにがんばるッスよ～☆
翠：うう……。守沢先輩が、朝っぱらからウチにきて
翠：『高峯！ 海に行くぞ！ 寝てる場合かっ、おはようございます～！』ってピンポン鳴らしまくって……
翠：無視しつづけるより、同行したほうが後腐れないかなって……。うう、夏休みは冷房のきいた部屋でダラダラしてたかった……
翠：守沢先輩は暑苦しすぎて危険域に達してるし、山じゃなくて海なのに『やっほう』はちがうんじゃないかなって突っこむ気力もない……
翠：深海先輩『ただいま』ってどういうことなんだろう、掛け声が全体的におかしい……
翠：考えれば考えるほど意味がわからない、死にたい……
忍：あはは。拙者もさっそくグッタリしてきたでござるよ、夏休みはあんまりお外にでないでござるしな？
忍：拙者、インドア派の忍者であるからしてっ☆
忍：翠くん、疲れたなら拙者の荷物まで運ばなくてもよいでござるよ～？
忍：いちおう拙者、この夏は筋トレとかして体力つけようとしてるでござるから！
翠：仙石くん、ちっちゃいから腕力ないでしょ……。俺、八百屋の仕事で荷物運ぶのとか慣れてるから……
鉄虎：押忍っ☆ 良い鍛錬になるッスよ！ 荷物運びは一年生の仕事っ、それが体育会系ッス！
鉄虎：幸い、先輩がたは泊まりこみなのにまったく荷物なくて楽ちんッス♪
鉄虎：ていうか、どうでもいいッスけど……
鉄虎：『流星隊』の衣装は俺のやつ黒いから、熱を吸いそうッス！ 考えただけで、めちゃくちゃ暑苦しいッス～！
鉄虎：この夏だけ、『流星ホワイト』とかになっちゃ駄目ッスかね？
翠：むしろライブとかは、水着でやりたいかも……。欲を言えば、涼しい屋内とかを希望する……
忍：ファイトでござる、ふたりとも！ 一に辛抱！ 二に我慢 三四がなくて、五に忍耐！ それが忍者でござる～☆
翠：みんな無理だけはしないようにね、心配だ……。一年生のふたりが倒れると、おかしな先輩たちの相手を俺だけですることになるし……
千秋：おまえたち！ 仲良しなのも結構だが、とりあえず現場に挨拶へ行くからついてこいっ♪
千秋：腹から声をだせっ、世界中の元気を集めて口から放つ！ それが俺たちの必殺技っ、名付けて流星キャノン……☆
忍：隊長殿～。毎度、説明をすっ飛ばすのが悪い癖でござるよ。けっきょく我ら『流星隊』の仕事というのは、どんな感じなのでござる？
鉄虎：あっ、それは俺も聞きたいッス！ ていうか仕事だとは思ってなかったから、水着とかもってきちゃったッスよ～♪
忍：拙者も！ みんなでビーチボールするでござる、あと水遁の術を試したい～♪
翠：みんな、何だかんだで元気だよね……。俺は、今はただ砂に埋まって死にたい……
千秋：ふはは、結構結構！ せっかくだから満喫すべし！ この海をっ、夏休みを！
千秋：夏の太陽に負けぬよう、俺たちも全力で輝くのだ！ふははは……☆
千秋：ともあれ！ 詳しいことは＿＿＿が現場で待ってるからそっちに聞いたほうが早いな！ 説明は苦手だっ、考えるな感じるんだ！
忍：＿＿＿＿殿が？ 今回のお仕事は、＿＿＿＿殿からの依頼なのでござるか？
千秋：うむ！ そう聞いている！ あいつも夏休みだというのに働きものだなっ、きっと良いお嫁さんになるにちがいない！ はっはっは☆
奏汰：ぷか、ぷか……♪
千秋：……おっと奏汰、服を着たまま海に入るな。ここは学院内ではないからな、あまり奇行が過ぎると警察を呼ばれるぞ？
奏汰：うみ～、なまぬるい～♪ ぷか、ぷか……♪
奏汰：たのしいですね～、きてよかった、……うん？
零：…………
奏汰：おや、どざえもん……？
奏汰：ちがいますね。これは、れい……ですよね？
奏汰：れい、どうして『うみ』にうかんでいるのですか？ それは、ぼくの『おしごと』ですよ～？
千秋：どうかしたか、奏汰？ 困ったことがあったなら、何でも俺に相談してくれ！
奏汰：えっとぉ……。なんか、れいが『うみ』にうかんでいますよ？
千秋：むむ。そいつは、たしか『UNDEAD』の……。なぜ、海にいるのだろう？ ていうか生きてるのか、それは？
奏汰：さぁ？ れいは、いつも『したい』のようですからね～……？
千秋：はっはっは☆ よくわからんが、とにかくよし！
千秋：ひとまず、そいつを海から引っぱりあげてやろう！
千秋：人助けも『流星隊』の仕事だっ、これは幸先が良いな～？ 楽しい夏になりそうだっ、ふはははは……☆
海賊 「海辺/第１話」千秋：母なる海よ！ 俺たち生きとし生きるものたちを守り、慈しみ、育ててくれたお母さんよ！
千秋：会いにきたぞっ、夏の太陽のごとく魂を真っ赤に燃やした孝行息子たちが！
千秋：お母さああああああん！ 元気ですかあああああああ！
奏汰：うみ～、ひろいな♪ おおきいな～♪
奏汰：ただいまぁ～☆
鉄虎：…………
鉄虎：……何であのひとたち、このクソ暑いのにテンションMAXなんスかね？
鉄虎：いつも穏やかな深海先輩まで、なぜかいつもより元気ッス
忍：あはは、海が好きなんでござろう
忍：しかしまぁ、『流星隊』のみんなと泊まりこみの仕事とは！
忍：仲良しなひとたちと小旅行なんて初めてっ、拙者も浮き浮きしてるでござる～☆
翠：うう、すでに死にたい……。夏休みまで、このスチャラカな集団と一緒に行動したくなかった……
鉄虎：いやぁ、てっきり翠くんはこないと思ったッスよ？
ちゃんと参加してくれて嬉しいッス、お仕事いっしょにがんばるッスよ～☆
翠：うう……。守沢先輩が、朝っぱらからウチにきて
翠：『高峯！ 海に行くぞ！ 寝てる場合かっ、おはようございます～！』ってピンポン鳴らしまくって……
翠：無視しつづけるより、同行したほうが後腐れないかなって……。うう、夏休みは冷房のきいた部屋でダラダラしてたかった……
翠：守沢先輩は暑苦しすぎて危険域に達してるし、山じゃなくて海なのに『やっほう』はちがうんじゃないかなって突っこむ気力もない……
翠：深海先輩『ただいま』ってどういうことなんだろう、掛け声が全体的におかしい……
翠：考えれば考えるほど意味がわからない、死にたい……
忍：あはは。拙者もさっそくグッタリしてきたでござるよ、夏休みはあんまりお外にでないでござるしな？
忍：拙者、インドア派の忍者であるからしてっ☆
忍：翠くん、疲れたなら拙者の荷物まで運ばなくてもよいでござるよ～？
忍：いちおう拙者、この夏は筋トレとかして体力つけようとしてるでござるから！
翠：仙石くん、ちっちゃいから腕力ないでしょ……。俺、八百屋の仕事で荷物運ぶのとか慣れてるから……
鉄虎：押忍っ☆ 良い鍛錬になるッスよ！ 荷物運びは一年生の仕事っ、それが体育会系ッス！
鉄虎：幸い、先輩がたは泊まりこみなのにまったく荷物なくて楽ちんッス♪
鉄虎：ていうか、どうでもいいッスけど……
鉄虎：『流星隊』の衣装は俺のやつ黒いから、熱を吸いそうッス！ 考えただけで、めちゃくちゃ暑苦しいッス～！
鉄虎：この夏だけ、『流星ホワイト』とかになっちゃ駄目ッスかね？
翠：むしろライブとかは、水着でやりたいかも……。欲を言えば、涼しい屋内とかを希望する……
忍：ファイトでござる、ふたりとも！ 一に辛抱！ 二に我慢 三四がなくて、五に忍耐！ それが忍者でござる～☆
翠：みんな無理だけはしないようにね、心配だ……。一年生のふたりが倒れると、おかしな先輩たちの相手を俺だけですることになるし……
千秋：おまえたち！ 仲良しなのも結構だが、とりあえず現場に挨拶へ行くからついてこいっ♪
千秋：腹から声をだせっ、世界中の元気を集めて口から放つ！ それが俺たちの必殺技っ、名付けて流星キャノン……☆
忍：隊長殿～。毎度、説明をすっ飛ばすのが悪い癖でござるよ。けっきょく我ら『流星隊』の仕事というのは、どんな感じなのでござる？
鉄虎：あっ、それは俺も聞きたいッス！ ていうか仕事だとは思ってなかったから、水着とかもってきちゃったッスよ～♪
忍：拙者も！ みんなでビーチボールするでござる、あと水遁の術を試したい～♪
翠：みんな、何だかんだで元気だよね……。俺は、今はただ砂に埋まって死にたい……
千秋：ふはは、結構結構！ せっかくだから満喫すべし！ この海をっ、夏休みを！
千秋：夏の太陽に負けぬよう、俺たちも全力で輝くのだ！ふははは……☆
千秋：ともあれ！ 詳しいことは＿＿＿が現場で待ってるからそっちに聞いたほうが早いな！ 説明は苦手だっ、考えるな感じるんだ！
忍：＿＿＿＿殿が？ 今回のお仕事は、＿＿＿＿殿からの依頼なのでござるか？
千秋：うむ！ そう聞いている！ あいつも夏休みだというのに働きものだなっ、きっと良いお嫁さんになるにちがいない！ はっはっは☆
奏汰：ぷか、ぷか……♪
千秋：……おっと奏汰、服を着たまま海に入るな。ここは学院内ではないからな、あまり奇行が過ぎると警察を呼ばれるぞ？
奏汰：うみ～、なまぬるい～♪ ぷか、ぷか……♪
奏汰：たのしいですね～、きてよかった、……うん？
零：…………
奏汰：おや、どざえもん……？
奏汰：ちがいますね。これは、れい……ですよね？
奏汰：れい、どうして『うみ』にうかんでいるのですか？ それは、ぼくの『おしごと』ですよ～？
千秋：どうかしたか、奏汰？ 困ったことがあったなら、何でも俺に相談してくれ！
奏汰：えっとぉ……。なんか、れいが『うみ』にうかんでいますよ？
千秋：むむ。そいつは、たしか『UNDEAD』の……。なぜ、海にいるのだろう？ ていうか生きてるのか、それは？
奏汰：さぁ？ れいは、いつも『したい』のようですからね～……？
千秋：はっはっは☆ よくわからんが、とにかくよし！
千秋：ひとまず、そいつを海から引っぱりあげてやろう！
千秋：人助けも『流星隊』の仕事だっ、これは幸先が良いな～？ 楽しい夏になりそうだっ、ふはははは……☆
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海賊 「海辺/第２話」
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海賊 「海辺/第３話」
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海賊 「海辺/第４話」
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海賊 「海軍/第１話」
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海賊 「海軍/第２話」
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海賊 「海軍/第３話」
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海賊 「海賊/第１話」
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海賊 「海賊/第２話」
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海賊 「海賊/第３話」
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海賊 「海賊/第４話」
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海賊 「エピローグ①」
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海賊 「エピローグ②」
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海賊 「エピローグ③」
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